江戸時代から家族を見守ってきた築200年の古民家を衣替え 厳かさを残したハイクラスデザインへ
- 古民家
H様邸
つくば市上の室
築200年 52坪 平屋造り
つくば市上の室
築200年 52坪 平屋造り
しばらく使われていなかった老朽化の進んだ古民家。
良質の国産材を釘一本使わず、日本古来の伝統工法で組み上げたその家は、
幾多もの家族の歴史を刻み込んできました。
重厚感あふれる大黒柱、差鴨居、構造的には300年以上の耐久性をもつ建物も、
2世紀に及ぶ月日を経て、建屋を支える足元をや萱葺きの屋根など
傷みが目立っていました。
それらの問題点を解決するために巨大な古民家を1m近く持ち上げ、
べた基礎を施工し、真新しいヒノキの土台を新設しています。
また、萱葺きの屋根を下ろし、瓦葺きの立派な屋根に葺き替えました。
家族が集う「家」としての、暮らしやすい間取り、機能的で快適な住環境を整えるのは
もちろん、「古民家再生のエキスパート」として、匠の技、デザイン性を存分に
盛り込んでいます。