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リノベ後の暮らし #6「家族の歴史を紡いだリノベーション」

我が家を直す

耐震補強

断熱改修

大切な家を未来へつなぐために

お父様が新築して、ご主人が育った思い出深い家。お母様が一人で住まわれ、お施主様ご夫婦は同じ敷地内の別棟に住んでいました。高齢になったお母様との同居を機にリノベーションを検討することに。

「母を含め、家族全員がリノベーションに前向きでした。」と話すご主人。そして、どのように家を直すか、大手リフォーム会社と弊社の2社で比較することになりました。

見学会で感じた”いいな”を大事にしたい

お施主様は、リフォーム・リノベーション・建て替えという選択肢の中で迷っていた折、偶然YouTubeで弊社の完成見学会の告知を見て足を運んでくださいました。

奥様に見学会の感想を尋ねると「昔の家はお客様を優先して設計されていることが多く、家族団らんの場や台所が奥まった場所にあるため暮らしにくい。家族が集まる場所を真ん中に持ってくることでみんなが楽しく暮らせるようになる。」という弊社代表の話だったそう。

「8畳2間の和室の中央をリビングにして、床の間をキッチンにする大胆な発想が新鮮で、こんなに明るくて、暮らしやすくなるんだ!」と好印象でした。その時の”いいな”を大事にしたいと思っていて、リノベさんとのご縁を感じていました。と話してくださいました。

見学会で実際にリノベーションの事例を見ていただけた事が良かったのだと思います。

断熱と耐震

お施主様の家は築45年の日本家屋。特に冬の寒さが大きな課題でした。ご親戚が遊びに来る際も、家の中でジャンバーやダウンジャケットを常に着ているという状態。お施主様の中で高齢のお母さまと同居を検討するうえで、暖かくできるのであれば暖かくしたいという要望が大前提にありました。

リノベーション後、家の温度は大きく改善しました。2重サッシの効果も実感でき、お正月に家族が集まった際に”今年はジャンバーいらないね!”と言われただけでもリノベーションした甲斐があったと嬉しそうにお話してくださいました。

また、耐震性にも不安がありました。

「東日本大震災の時に周辺地域で最も瓦を落とされた家だったので、その経験からも地震に耐えられる家というのを希望していました。」

「大手か、リノベか」

大手リフォーム会社と弊社とでの比較検討。最終的に弊社を選んでいただけた理由は、予算に合わせた提案ができたことでした。

「2社で同様の見積をお願いしたのですが、こちらの予算に沿ってくれたのがリノベさんでした。もう1社については、2倍ほど高い金額の見積もりが出てしまいました。予算に合わせた見積もりにしていただくと、どうしても、グレードダウンを余儀なくされたり部分的なリノベーションになってしまう。本当に大手の会社でしたから、アフターフォローなど全てにおいて安心はできたと思います。しかし、理想を諦めたくない気持ちがあり、雰囲気やコンセプトを比べて、どちらが良いか夫婦で相談した結果、私達の要望に応えてくれるのは、リノベさんだよね…と。そこに迷いはありませんでしたね。」

「工事が始まってからも毎週話し合う機会があり、心配なことや疑問があれば、すぐに設計士の本告さんに相談できました。大工さんも、夏の暑い時期に一生懸命作業してくださり、その姿を間近で見て本当に感心しました。」

家族の歴史を受け継ぐ

実は、家を解体して新築することも検討していたそうです。しかし、”お父様が一生懸命建てた家を残したい”という想いから、今まで積み重ねてきた時間と建物の古さを活かしてリノベーションすることを選びました。

「父の形見のようなものですし、この家で育った思い出もあるので壊すより、直して住み続けることにしました。」

解体せず直すことを選択し、弊社に任せていただいた事とても嬉しく思っています。

こだわりのポイント

リノベーションでは、ご夫婦こだわりの空間も実現しました。

キッチンの配置変更

「以前のキッチンは、北側をむいていて、料理中は家族やお客さんに背を向けていました。今回、ダイニングに向けたキッチンにすることで、会話しながら調理ができるようになりました。今は、かえってみんなの視線が怖くて、はやく料理を出さなきゃと思ってしまいます(笑)でも、調理中もみんなとお話しができるので、背を向けて1人で調理していた時のような孤独感はなくなりましたね。」

土間の復活

「新築した時にあった土間を復活させて、お客さんを靴のまま迎えられる応接スペースを作りました。予算と手間の関係で薪ストーブを断念しましたが、その代わりに長火鉢を買って、今は火遊びをしながらお酒を嗜んでいます。」

苦労したポイント

「家財道具の処分は大変でした。築45年の家には物が多く、必要なものと不要なものを仕分け、搬出・処分するのに手間がかかりました。何度も焼却場へ足を運び、ようやくスッキリしました。これからは物を増やさず、ミニマムな生活を心がけようと夫婦で話していますが、いつまで続くかは少し不安です(笑)」

これからリノベーションを考える方へ

ご夫婦にアドバイスを伺いました。

「譲れないポイントをしっかり決めておくことが大切だと思います。打ち合わせを重ねるうちに予算が膨らんでしまうこともありますし、これを機に家電製品などを新しくしようという気持ちも出てくると思います。それも含めて資金計画を立てるとよいと思います。」

「ほっとする時間も必要だと思うんです。工事がはじまってからも、打合せでリノベさんにお邪魔したり、他の完成見学会に行く機会があったのですが、いつも主人が行く先の近くにあるカフェなどを探してくれていて、途中でおいしいものを食べたりしました。話が進んでいくにつれて、決断の連続になるので疲れることもありますが、時には息抜きも必要ですね。本当に大変でしたが、終わってみると楽しかったなと思えます。」

新しくなった家での暮らし方

「妻は、お花を生けたり、小物を置いたりしています。私もこの家でワクワクする事をしながら夫婦で気取らず、飾らず、新しい生活を楽しんでいきたいです。」

生まれ育ち、思い出が詰まった家での新しい暮らし。ずっと家族の時間をこの家で―。
お施主様ご家族が快適に住まえるよう、これからも伴走させていただきたいと思います。

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リノベーション完工年月

2024年12月

面積

延床面積 : 210.95㎡

完工時築年数

築45年

場所

茨城県結城郡

建物

2階建て

構造

木造

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